COFFEE TAJIMA

豊岡の新たな鞄文化拠点かばんの館

かばんの館豊岡市 出石町
但馬地方は長きにわたり豊岡鞄も有名。
かばんの館(やかた)は元々旧豊岡市内に存在していたが、コロナ禍を経て心機一転出石という場所で新たに移転。
移転に伴い。ワークショップスペースや、カフェコーナーを増設。
アンティークで揃えたテーブルや椅子もさることながら、オーナーが長年コツコツ集めたアンティークをカフェコーナーの一角に集結、圧巻の鞄壁が完成した。(鞄への愛情を感じ得ずにはいられない)

かばんの壁

現在は歩いて1分の近畿地方最古の芝居小屋「永楽館」が映画「国宝」の聖地巡礼スポットとなり、出石に多くのお客様が訪れる。
お蕎麦や、日本で2番目に古い時計台(辰鼓楼)と出石は“手しごとと時間の町”。
「かばんの館」は、その精神を象徴する場所として新たな一歩を踏み出した。
一針一針に込められた職人の技、革の経年変化を楽しむ喜び、
そして訪れる人々が自分の時間を取り戻す“居場所”としてのカフェコーナー。
ここには、豊岡鞄が歩んできた歴史と、これからの暮らしに寄り添う温もりがある。